lyricのサウンドテストをしてみたら、めちゃくちゃ音が良くて驚いた。
実はlyricをギターに取り付けたのが5年前!笑
いや、取り付けたらサウンドテストくらいしろよ! って自分でも思う。
アコギの使用頻度が全然なかったんですねー
しかし最近はアコギ熱が再熱。ソロギターが楽しい。
録音にも挑戦してみたくなって、アコギの録音環境を確立していこうと思いました。
試しに録音してみたので、その感想と使い勝手など紹介します。
とりあえず録音したものを聴いてほしい!
「Lyric」+「gibson Southern Jumbo」
めっちゃ良い音だと思いませんか!!!
服がシワシワなところはスルーで。
動画は生音と比較できるように構成しています。
単なる比較動画にしたかったからリバーブはいらなかったなあとちょっと思う。
音はじっくり聴くと、箱の中で鳴ってるなーというのがなんとなく分かる感じ。
でも生音と比べても褐色はほとんどないし、すごく良いサウンド。
「Lyric Classical」+「aNueNue aNN-MN14」
ガットギターに、ガットギター専用の「Lyric Classical」の組み合わせの動画です。
今回使用した「aNueNue aNN-MN14」は、小ぶりながらしっかりとしたサウンドがでるガットギターなんだけど、その生々しい音がしっかり出ていると思います。
録音環境
「Lyric」側のボリュームは最大、プレゼンスは出音に違和感ない程度に調整しました。
録音には「Logic Pro」を使用。エフェクトはLogic内蔵のコンプとリバーブを適当にかけています。
「L.R.Baggs Lyric」とは?
「L.R.Baggs」というメーカーが作っているアコギ用のピックアップで、「Lyric」(リリック)が商品名。
アコースティックギター用の「Lyric」、クラシックギター用の「Lyric Classical」の2種類あります。
このピックアップの仕組みは、専用小型マイクをアコギ内部に仕込み集音します。その音をプリアンプがギターらしいサウンドに変えて出力してくれます。
マイクで集音するため、かなりリアルなサウンドになるのが特徴。
アコギ用ピックアップの多くは、エレキギターと同じ原理のものや、アコギの振動を拾う原理のものが主流。「Lyric」のマイクで音を拾うというのはわりと珍しいと思います。
アコギは音作りが難しい
アコギの音作りはど素人すぎて、何をどうすれば音が良くなるのか全く検討がつきません。
幸いにもLyricの性能が良いから、コンプとリバーブで良い音になったけど、もっと生っぽいサウンドに近づけるには何が足りないのか。
たぶん、イコライザーを突き詰めればもっと良い感じになりそうなんだけど、試行錯誤が必要ですね。
Lyricのデメリット
プレゼンスの調整がめんどくさい
調整には専用工具が必要。工具を使ってダイヤルを回すのがかなりめんどくさい!
演奏中、臨機応変に調整できるものではありません。
プレゼンスもボリューム同様のつまみで良かったのにね。
音がリアルすぎて、バンドサウンドには不向き
音がリアルすぎて、バンドサウンドだと簡単にかき消されてしまうと思う。
まあバンドのジャンルにもよるから一概には言えないけど…
L.R.BaggsでオススメできるLyric以外のピックアップ
バンドでアコギを使いたいときは「Element Active System」が安くてオススメ!
ピエゾタイプだから全然リアルなサウンドではありませんけどね。
バンドで使いたいし、弾き語りでも使いたい!という贅沢な悩みには「ANTHEM」がオススメ!
「Element Active System」と「Lyric」を掛け合わせたのがこのピックアップ。値段はこの2つのピックアップを合わせたくらいの額になっちゃいます。
でもピエゾとマイクのいいとこ取りですごく綺麗なサウンドです!お金があれば「ANTHEM」で間違いなし!
さいごに
ギター用プリアンプやエフェクターがたくさんある中、「Lyric」ではめちゃくちゃ簡単に良い音が出せて、かなり驚きました。
ライブするなら専用エフェクターなどがいるんでしょうけど、宅録メインならインターフェース直で十分使えるサウンドになります。
「Lyric」すごく良いですよ!