スタジオでいざ蓋を開けると、エフェクターがボードから外れていたとき、かなり悲しいですよね。
エフェクターボードを使用している方なら、皆さん一度は経験されているはず。
大事なエフェクター同士がボードの中でぶつかり合って、傷だらけになるとかなり悲惨。
いかにエフェクターをボードにしっかりと固定するかは、大きな課題ですね。
今回は僕が実践している、固定方法についてご紹介します。
エフェクターボードのフタを改造
ARMORなどの高級エフェクターボードには、フタに分厚いスポンジが取り付けられています。
これはエフェクターをスポンジの力で押さえつけて、エフェクターを動かないよう固定するんですね。
これをマネするんです。
フタに分厚いスポンジを入れよう
僕が使っている安物のエフェクターボードは、薄いスポンジがフタに貼られているだけでした。
ここに、ARMORケースぐらい立派なスポンジを入れてあげれば、それだけでエフェクターの固定度はかなり増します。
Amazonで汎用品のスポンジを探していたところ、ちょうど良さそうなものを見つけました。
このスポンジを入れることによって、高さのあるエフェクターであれば、マジックテープでエフェクターを固定しなくても動くことはありません。
私はこのケースにGT-1を入れて運搬していますが、中で動くようなことはなかったです。
実際にエフェクターボードにスポンジを入れたらこんな感じ。
スポンジのカットに失敗して、見た目が少しおかしいですが、気にしないでください(笑)
背の低いエフェクターだったら、スポンジを入れても中で動く可能性があります。
もしエフェクターが動くようであれば、エフェクターをマジックテープで固定した上で、このスポンジを使用してください。
確実に固定されます。
スポンジの入れ方
このスポンジをエフェクターボードのフタとジャストサイズか、少し大きめにハサミでカットしてください。
ここでの注意点は、スポンジを小さく切ってしまわないこと。
スポンジは柔らかいので、少しサイズが大きくても押し込めば簡単に入ります。
押し込んで入れることにより、スポンジの戻ろうとする力が加わり、蓋と密着して、しっかり固定されます。
接着剤などを使用する必要はありません。
エフェクターの背が高すぎて蓋が閉まらない場合
エフェクターが干渉する部分だけ、スポンジを切りましょう。
スポンジの真ん中をくり抜きたいときは、スポンジを折り曲げてハサミで切ってください。
カッターでも良いのですが、スポンジが柔らかいため、力が逃げて、切るのが難しいです。
ケガにもつながるので注意してください。
さいごに
この方法はボードに加工を加えずに実施できるため、かなり満足しています。
エフェクターも確実に固定されるので、エフェクターのためにもなりますし、一度試してみてはいかがでしょうか。
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