最近導入したパワーアンプ「iSP STEALTH ULTRA-LITE Power Amplifier」についてレビューを書きます。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」の音量・音質
「バンドサウンドに耐えられる音量が出せるのか」が一番気になる点ですよね。
マーシャルキャビネットを8Ωに設定し使用しましたが、バンド練習でも十分音量に余裕あります。
さすがに超爆音ドラマーには負けるけど、普通に使用する分には申し分ない音量です。
真空管パワーアンプと比較しても十分良い音だった
音質はとても素直で、プリアンプの音をそのまま増幅しているという印象。
BASS、TREABLEのイコライザーがついているので、簡易的に音の補正が可能です。
パワーアンプだけど、なんでかプレゼンスやレゾナンスという名前ではありません。
マーシャルのキャビネットとの接続は個人的に8Ωがおすすめ!
16Ωで使用すると音がこもって迫力にかける音がします。
本機と真空管搭載パワーアンプのサウンド比較をしている記事もあるので、そちらも参考にしてください。
僕の感想は、真空管パワーアンプの方が当然良い音だけど、ある程度はイコライザーなどでカバーできそうだなというぐらいの違いしか感じなかった。
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【パワーアンプ比較】真空管とデジタルでサウンドの違いはあるのか検証
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「iSP STEALTH ULTRA-LITE」の大きさ
大きさは124mm W x 44mm H x 102mm D
HX Stompと比べてもかなり小さいです。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」の欠点
iSP STEALTH ULTRA-LITEの欠点はアダプターがとても大きいこと。
本体が小さくてもアダプターが大きいと、魅力半減ですよね。
あとはアダプターの代替もないんじゃないかな。
アダプターの容量はDC19V7.9Aです。こんなスペックのアダプターって他にあるんですかね。
調べても出てこなかったので、アダプターの代替がないことも欠点です。
スペック
モノラル仕様、最大90W(4Ω時)、ベース・トレブルつまみ有りの超小型パワーアンプ。
プレゼンスやレゾナンスがないかわりに、ベース・トレブルのイコライザーが付いています。
詳細スペック
Output Power:4Ω/90WRMS、8Ω/60WRMS、16Ω/31WRMS
Input Sensitivity/Max Output: -10dBu / .25vrms
Maximum Input Signal: +17dBu
Voltage Gain: 42dB
Noise Floor: -80dBu
Dynamic Range: 104db A WTD
Distortion: @10dBu output=.02% Full Output=.1%
Frequency Response: 20Hz – 20KHz = +0 / -.5dB
Input Power: 80mA @idle 3A full power @4Ω
Dimensions:124mm W x 44mm H x 102mm D
Weight:430g
Protection: Auto shutdown / Output shorts or low load impedance. Protected for open loads.
付属品:専用ACアダプター
総評
現段階では可搬性の良さと音質面で問題ないので、小型パワーアンプの中では間違いなく買いだと思う。
最近流行りのハイエンドマルチはもちろん、BOSS GT-1をプリアンプとして使用してみても満足行く音が出せました。
値段も手頃ですし買ってよかったなと思います。
(追記)
本機より安くて使い勝手の良さそうなパワーアンプを見つけました。
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