LINE6 AMPLIFI75のいまいちだった点など【機材レビューその3】

その1、その2ではAMPLIFI 75の良い点について紹介しましたが、今回は、AMPLIFI75のちょっと残念だなと思った点を紹介します。

 

目次

AMPLIFI Remoteの取扱説明書がない

マルチエフェクターの操作に慣れている方なら全然問題ありませんが、初心者の方、マルチエフェクターを使用したことがないという方は、このアプリを使いこなすのは少々難題。。LINE6さん取説の製作お願いします!

 

電源スイッチ、ヘッドフォンジャックがアンプ裏にある

写真の通り、電源スイッチとヘッドフォンジャックが裏についています。

電源を入り切りするとき、裏側に手を回す必要があるのは少々面倒。

ヘッドフォンジャックも裏にあります。ヘッドフォン端子はアンプ上面についていて欲しかった。裏面にあるとどうしても抜き差しし辛いです。

 

アンプから操作できることが限られている

アンプからでは細かい部分の音作りができません。

プリセットの切り替えも4つしかなく不便。

ボリュームについても気になる点がありました。

アンプの電源を入れると自動でボリュームが3程度になるように設定されているようです。

ボリュームの調整をしても、電源を落とすとボリューム設定が消えて、電源を入れると初期ボリュームの3に戻るのはどうなのかと。

また、ボリュームは段階的に調整するのですが、ボリューム4だと小さいが、5だと大きすぎるいった場合が不便。エフェクター側のボリュームを調整したりして、バランスを取る必要があります。

 

アンプがでかい

スタジオなどで使用するといった場合、AMPLIFI75or150の選択も全然アリですが、マンション住まいに75Wはオーバースペック気味。。

自宅でしか使わないのであれば、最近発売されたAMPLIFI30の方がコンパクトで日本の家庭事情にマッチしていると思います。

 

さいごに

ソフト面は今後のアップデートで改善されるかもしれませんし、使い方によっては欠点ではなくなります。しかし、ハード面、特にヘッドフォン端子の位置などは個人的にとても残念です。

自宅でしか使わない場合、AMPLIFI30、AMPLIFIからスピーカーを取り除いたAMPLIFI TTなど選択肢はたくさんありますので、家庭環境や使用目的に合うものを選んで購入することをオススメします。

以上3回にわたりLINE6 AMPLIFI75のレビューをしてみました。

購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

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