NAMM2019でLine6から新しいワイヤレス「Relay G10S」が発表されました。
発売日は2019年2月下旬。
G10Sのスペックをみたところ、僕はいまいちピンときませんでした。
なので今回は、新と旧でどこが変わったのか比べてみます。
スタジオ・ライブで使うならG10Sがおすすめ
新しいG10Sは、旧G10に比べてレシーバーの性能が格段に上がりました。
トランスミッター側は新旧に違いはありません。
レシーバーの性能が上がったことにより、伝送範囲の距離アップ、ケーブルトーンなどのコントロール追加等使いやすくなりました。
値段は1万円ほどアップ。
スタジオやライブでの使用を想定するなら、新たしい「G10S」がおすすめ。
家でしか使わないというのであれば、旧の「G10」が使いやすいと思います。
G10とG10Sの大きな違い
大きく違う部分を表にまとめてみます。
Relay G10S(新) | RelayG10(旧) | |
値段 | 税込約30,000円 | 税込約20,000円 |
最大到達距離 | 見通し40m | 見通し15m |
チャンネル切替 | ◯ | × |
コントロール類 | ケーブルトーン等 | × |
電源 | DC5V(MicroUSB)、DC9V(コネクタ) | DC5V(MicroUSB) |
ほかにも違う部分は多少ありますので、詳細はLine6のサイトを参考にしてください。
https://line6.jp/products/relay-wireless/g10-g10s.html
G10Sを選ぶメリット
エフェクターボードに入りやすい
G10Sはトランスミッターを取り付けた状態でも、旧G10のように頭が飛び出ることがありません。
そしてDC9Vの電源供給で動作します。
旧G10は形状の問題と、電源供給の点から、エフェクターボードでは使用しづらい仕様でした。
それらが全て改善されています。
電波強度・電池残量が一目で分かる
G10Sはレシーバー側に、電波強度と電池残量のメーターがつきました。
これはとても良いですね。
伝送範囲の性能アップ
レシーバー側の性能がかなり上がっていて、伝送範囲が旧G10から倍以上の性能となっています。
これぐらいの性能があれば、ライブハウスぐらいの規模は問題なさそうです。
コントロール類の追加
G10SはG10にはない以下のコントロールが追加されました。
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- チャンネル選択
- オートでチャンネルスキャン・選択
- ケーブルトーン
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チャンネルがマニュアルでは11CH、オートでは14CHあり、任意でも選べるみたいです。
ケーブルトーンは、シールドの長さによる音質変化をシミュレートしたもので、「OFF」「10m」「30m」と3段階から選べます。Line6おなじみのコントロールですね。
トランスミッターは新旧で共通
トランスミッターはG10Tという名前で、新旧どちらも同じものみたいです。
このトランスミッターの形状は、ジャックの構造上使えないギターもあります。
特殊な形状のギターをお持ちであれば、一度楽器屋で使えるかどうか相談してみることをおすすめします。
http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/7952/kw/
さいごに
最初はピンと来なかったG10Sですが、中身をよくみてみると価格差の違いはあるなと。
新規で買うのであれば、新しいG10Sを選ぶのをおすすめしたいですね。
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