BOSSからようやく、ボディバッグ型の楽器用ワイヤレスシステムが2019年6月末に発売される。
ボディバッグ型とは、トランスミッター(ワイヤレス送信機)が以下の写真のようなものを言う。
これまで発売されているBOSSのWL-20シリーズやWL-50は、トランスミッターとプラグが一体型になっていた。
この形には欠点がある。
取り付けられるギターが限られることと、見た目があまり良くないという点だ。
今回ボディバッグ型が発売されたことで、BOSSのワイヤレスだけでかなりの選択肢が増えたことは個人的にとても嬉しい。
それでは早速WL-60の特徴を紹介してみよう。
[st-mybutton url=”https://www.boss.info/jp/products/wl-60/” title=”公式サイトはこちら” rel=”” fontawesome=”” target=”_blank” color=”#fff” bgcolor=”#43A047″ bgcolor_top=”#66BB6A” bordercolor=”#81C784″ borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” fontawesome_after=”fa-angle-right” shadow=”#388E3C” ref=”on”]
BOSS WL-60は単3電池が使える
WL-60はトランスミッター、レシーバーのどちらにも単3電池が使える。
最近の流れでは充電式が主流だったから、この仕様には驚いた。
WL-60を選ぶ1番の理由は、多分これになるんじゃないかと思う。
単3電池が使えることで、突発的な電池切れにも対応できるからメリットはかなり大きい。
[st-mybox title=”アルカリ単3電池駆動時の連続使用時間” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- トランスミッター・・・約25時間
- レシーバー・・・ 約10時間
[/st-mybox]
ボディバッグ型だからどんな楽器にも対応
トランスミッターがボディバッグ型になったことで、従来から発売されているWL-20シリーズ、WL-50では使えない楽器にも使えるようになった。
具体的には変形ギター、エレアコ、ベースなどのジャック出力のついている楽器であれば、ほとんどのものに使用できる。
ボディバッグ型には短いシールドが必要
ボディバッグ型を使用するときは、楽器からトランスミッターまでの短いシールドが必要となる。
必要なシールドの長さはだいたい50cm前後。
WL-60には標準で60cmのシールドが付属されているが、自分好みのシールドを使っても問題ない。
ここに使うシールドは市販品などのできるだけ頑丈なものを使用したい。
最近流行りのソルダーレスなどは、ライブ中の動きなどで断線の恐れがあるため、できるだけ使用は避けたいところ。
WL-60の気になるところ
伝送範囲が20mと短め
Line6 G10Sは伝送範囲が40mである。
BOSS WL-60は伝送範囲が20mであり、G10Sの約半分ほどしかない。
だが20mも伝送範囲があれば、ライブハウス程度の広さであれば全然問題ないはず。
アリーナクラスの会場でライブするのであれば、WL-60はちょと頼れない感じ。
トランスミッター用ホルダーはあった方が良い
トランスミッターは、ギターストラップに取り付けられるようにクリップが付属している。
だがクリップでとめた程度だと、ライブ中に外れる可能性は十分高い。
WL-60を使うときは、トランスミッター用ホルダーを使用する方が安全だ。
ホルダーの定番はESPの「ワイヤレストランスミッターホルダー」がおすすめ。
MとLの2サイズ展開されており、WL-60の大きさであればMサイズで問題ないだろう。
さいごに
BOSS WL-60はボディバッグ型であり単3電池が使えて、実売3万円程度とワイヤレスの中では安い。
安価なワイヤレスの中では、とてもおすすめできる商品である。
[st-label label=”おすすめ” bgcolor=”#FBC02D” color=”#FFFFFF”]
[st-card id=50 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]
[/st-label]