アーニーボールのストラップをちょうどいい長さで使うと、アジャスターの部分が肩あたりにきて痛い。日本人の標準身長の男性であれば、同じ悩みの人は多いのではないだろうか。
私はこれが嫌でアーニーボールのストラップは30cmほど短く加工している。
今回アーニーボールの柄付きストラップを新調し加工する機会があったので、この加工方法を紹介したい。
目次
ストラップを30cm切るとどうなるか
アーニーボールの仕様では、長さが約104~182cmとのこと。
つまり30cm切れば長さが約89~152cmとなり、最長側が30cm短くなる。といっても最長の152cmってグリーンデイのビリーより低いくらいのギターの位置になる。それくらいギターを下げる人はそもそもストラップを切ろうと思わない。
アジャスターの位置は肩のてっぺんにあったものが、ストラップを30cm切ることで肩甲骨くらいに移動する。めちゃくちゃ快適だ。
ストラップの加工方法
加工方法はまあ切って縫い直すだけなんだけど。
やってることは単純だが、自分で手を加えたストラップが万が一壊れてギターが落下しても一切責任はとれない。
下側を30cmほど切る
下側は縫い口が雑になっても目立たないから、下側を加工することをオススメしたい。
アジャスターに縫い付けられている部分も切ろう。
切り口がほつれないようにライターで炙る
切り口はそのままだと糸がほつれてくるので、ライターで炙りナイロンを溶かして固める。
ストラップをアジャスターに通して縫う
最後にアジャスターにストラップを通して縫い付ければ終わりだ。
縫い方は強度のある返し縫いがいいだろう。
縫い口は普段見えるところじゃないから、強度が心配な方は気が済むまで何回も縫うと良いだろう。