最近はキャビネットシミュレータの代わりに、インパルスレスポンス(以下IR)が主流になりつつある。
IRとはギターアンプのキャビネットがどのように反響しているか、音がどのように変化したかなどの情報をデータ化したものだ。
私が使っているマルチエフェクター「Line6 Helix」には当然キャビネットシミュレータが入っている。しかし、キャビネットシミュレータの代わりにIRを使うことでよりリアルに音を出せる。
この記事では私が自作し実際に使用している1960IRを紹介していく。
1960IRについて
1960IRを作成した経緯は、私はスタジオで音作りするときにマルチエフェクターをマーシャルアンプに繋ぐことが多い。だったらマーシャルのアンプキャビネットのIRを作ったら便利じゃない?と思ったのがきっかけ。
詳しくはこちらのnoteに記載している。
肝心のサウンドはこちら。
この生々しい感じはHelix内蔵のキャビネットだとなかなか出ないんだよねえ。
マーシャルの1960Aを使って作成したIRだから1960IRと名付けている。
「Realistic1960IR」は無料でダウンロード可能
1960IRを独自にブレンドして、マーシャルアンプのキャビネットを鳴らしているかのようなサウンドを意識した「Realistic1960IR」を無料配布している。
試してみたいと思う方は、是非ダウンロードして使用していただきたい。
IRのサウンドを独自で調整したいという方は、1960IRを購入が必要になるので注意してもらいたい。
1960IRが対応しているエフェクター
実際に動作確認できているのはHelix Nativeだけだが、おそらくIRに対応しているマルチエフェクターであれば導入できるだろう。
さいごに
1960IR購入を検討している方は、下記noteで無料配布の「Realistic1960IR」を使ってみて、実際に動作するかを事前に確認していただきたい。
そのほかにもLine6 Helixのサウンドメイクなどもnoteにまとめているのでチェックしてもらいたい。