シールドは買うよりも自作する方が圧倒的にコスパが良いというのは、ギター界隈では常識ではないだろうか。
だからシールドを自作したいという方は多いはず。
この記事では、シールドケーブルのカンタンな剥き方を紹介したい。
シールド自作初心者という方はぜひ参考にしてもらいたい。
使用する工具
シールドケーブルを剥くときに必要な工具は、ニッパーとカッターだけである。
ニッパーやカッターはダイソーなどの100円均一にも売っている。個人レベルで使用するのであればこういったもので十分だ。
だけどプロ仕様のニッパーであっても、そこまで高価なものではない。
丁寧に扱えば長い間使えるモノだから、こだわりたい方は良いモノを選んでも良いだろう。
こだわる方は、フジ矢などのブランドの小ぶりなニッパーがおすすめ!
シールドケーブルの剥き方
カッターを使って外装を剥く
シールドケーブルの外装は、硬いゴムのようなもので覆われている。
ゴムは引っ張ると戻ろうとする力が働く。これを利用してケーブルを剥いていく。
やり方は、ケーブルを軽く曲げて、引っ張られている外装にカッターの刃を軽く当てるだけ。
これだけで驚くほどカンタンにケーブルが切れていく。
この作業を行うときは指にカッターの刃が向いてしまうから、ケガには十分注意してもらいたい。
ムリに力を入れてカッターを滑らせ指を切ってしまう、なんていうことはないように慎重に行おう。
そして、中のケーブルにカッターで傷をつけないようにしないといけない。
ニッパーで細いケーブルを剥く
シールドケーブルの中には、細いケーブルが数本入っている。
この細いケーブルを剥くのが慣れるまで大変だ。
私は上の写真のようにニッパーを持ち、ケーブルの芯線(中の銅線)をキズつけないくらいの力で挟み、そのまま引っ張る、という方法で剥いている。
一度で剥こうとせず、2回3回とケーブルを回転させて違う方向から挟み何度か引っ張ると剥ける。
力加減がとても難しいので、少し練習が必要かもしれない。
動画で解説あり
シールドケーブルの剥き方は、言葉だけでは伝えることが難しい。
この記事では伝えることが難しいコツなどは、こちらの動画を参考にしてもらいたい。
さいごに
シールドの自作はコスパは確かに良いが、指のケガのリスクが高い。
刃物を扱う作業だから、工具の取り扱いには十分注意して作業を行ってもらいたい。