ギターアンプ

【パワーアンプ比較】真空管とデジタルでサウンドの違いはあるのか検証

PS-1 vs isp

手軽に使えるパワーアンプを探すと、「Fryette PS-2(PS-1)」「 iSP STEALTH ULTRA-LITE」の2機種にだいたい行き着く。

PS-2は真空管を搭載しているから重くて大きい。かたやiSPはめちゃくちゃ小さいことが売り。

 

この2機種でどちらの方が良いサウンドが出せるのか、両機種比較を行ってみた。

この記事では、FryetteとiSP のパワーアンプのサウンド比較について書いていく。

 

パワーアンプは真空管かデジタルか

真空管イメージ

ギター界の一般常識では、アンプは真空管の方が良いとされている。

そしてデジタルのアンプは、固い音がするなどとよく言われる。

 

実際のところ、真空管の方がいい音がするのか、ずっと疑問に思っていた。

そこで真空管とデジタルのパワーアンプでサウンド比較を企画してみた。

真空管信者ではないので、フラットな水準で評価できると思っている。

 

真空管・デジタルのパワーアンプ選定

パワーアンプの代表として、真空管とデジタルで1機種ずつ選定を行った。

【真空管パワーアンプ】Fryette PS-1

本当は最新のPS-2を使いたかったが、予算の都合上PS-1となった。

PS-1でも根本の音色の部分はPS-2のはず。

 

スペック

消費電力: 180W

パワーアンプ出力: 50W RMS @ 5% THD, 1kHz sine into 8Ω

真空管:12AX7 x1 / 6L6 x2

インプットインピーダンス: 4Ω/8Ω/16Ω (選択可)

アウトプットインピーダンス: 4Ω/8Ω/16Ω (選択可)

電源ヒューズ :100V UNITS: T3.15A:120V UNITS: T3A:220V-240V UNITS: T1.6A

(T=タイムラグもしくはスローブロータイプ)

寸法 : 高さ: 82 mm x 幅: 355 mm x 奥行き: 250 mm (突起物含む)

重量 : 7.05 kg

 

【デジタルパワーアンプ】 iSP STEALTH ULTRA-LITE

フロント

スペック

    • utput Power:4Ω/90WRMS、8Ω/60WRMS、16Ω/31WRMS
    • Input Sensitivity/Max Output: -10dBu / .25vrms
    • Maximum Input Signal: +17dBu
    • Voltage Gain: 42dB
    • Noise Floor: -80dBu
    • Dynamic Range: 104db A WTD
    • Distortion: @10dBu output=.02% Full Output=.1%
    • Frequency Response: 20Hz – 20KHz = +0 / -.5dB
    • Input Power: 80mA @idle 3A full power @4Ω

Dimensions:124mm W x 44mm H x 102mm D

    Weight:430g

 

関連記事
isp
音量・音質文句なしの小型パワーアンプ【iSP STEALTH ULTRA-LITEレビュー】

続きを見る

 

2機種の仕様上の違い

Fryette PS-1 iSP STEALTH ULTRA-LITE
素子 真空管 デジタル
出力 50W 30W
大きさ 高さ82☓幅355☓奥行き250 W124☓H44☓D102
重さ 7.05kg 430g

 

2機種の違いは真空管かそうでないか。あとは出力ワット数も大きく違う。

出力ワット数はPS-1が50W、iSP STEALTHが30Wである。

iSPは30Wだが、スタジオで使用する程度であれば、30Wもあれば事足りる。

 

もう一つは大きさ・重量が大きく違う。

PS-1は約7kgもあるが、iSPはたったの430g !

iSPはアダプタが巨大ではあるが、それを考慮してもPS-1よりもかなり軽量である。

 

真空管とデジタルでサウンド比較

スタジオのセッティングについて

PS-1 vs isp

比較するために、両機種をスタジオに設置。

実際にサウンドの比較を行った。

 

使用機材

  • ギター・・・SCHECTER EX-5
  • プリアンプ・・・Line6 Helix LT
  • キャビネット・・・Marshall 1960A

 

 

パワーアンプの切り替えは、Helixの音をLRに振り割り行った。

マーシャルキャビネットはステレオで使用しているから、両機種とも8Ωで接続している。

 

動画では、クリーン(フェンダーアンプモデル)〜クランチ(マーシャルモデル)〜リード(レクチモデル)の順を行っている。

 

サウンドを比較してみて

サウンドを比較した結果、正直なところ、思った以上に差が感じられなかった。

強いて言うなら、PS-1の方がiSP STEALTHでは表現できない帯域の音まで出ていて迫力あるサウンドだったかなと。

しかしこれくらいの違いならイコライジングでカバーできそうな気も・・・

 

ノイズはiSP STEALTHの方が圧倒的に少ない。

真空管を搭載しているFryette PS-1はノイズを拾いやすいんだろうね。

 

結論!やっぱり真空管の方が良いが…

真空管の方がやはり迫力あるサウンドは出せる。

だが真空管にこだわるほどのサウンドの差かといわれると疑問である。

 

真空管とトランスが入った重たいFryette PS-1を使用するくらいなら、iSP STEALTH ULTRA-LITEで十分じゃないかと。

ノイズも少ないし。

 

さいごに

真空管アンプと比較してみて思ったけど、iSP STEALTH ULTRA-LITEめちゃくちゃ良いね!

軽量な筐体からは考えられないほど大きな音が出せるし、もうこれで当分は問題なし。

 

予算と運搬する元気があれば、そりゃFryetteを選ぶが、私はiSPで十分だ。

関連する記事

-ギターアンプ
-,

Copyright© ギタラボ , 2019 All Rights Reserved.