部屋を漁ると、改造されたエフェクターがわんさか出てきます。
改造したものの、全然活躍していないエフェクターがたくさんあって、なんかエフェクターに申し訳ない気分。
そんな可哀想なエフェクターを紹介したいと思います。
今回の改造は実用的でないものばかりなので、詳しく解説はしません。
とても雑に紹介しますので、わかる方だけ「変なことしてるなー」と思いながら読んで頂けたらなと思います。
BOSS GE-7 コンデンサ交換
チューブアンプをメインで使っていた頃、ギターソロ用に音をブーストするエフェクターが欲しくて購入。最初から改造するつもりだったので、買ったときからボロボロのジャンク品レベルのものでした。
改造箇所は確か
- 電解コンデンサを高級オーディオ用コンデンサに変更
- LEDをブルーに変更
こんなもんだったかな?電源周りもいじったような気も・・・忘れました
ちなみに音の変化はわかりませんでした。そもそも、改造前の状態で使用しなかったので、比較できていません。
音はしっかり出るし、イコライザーの効きもバッチリ!
LEDが眩しすぎて目がくらみます(笑)
クライベイビーのトゥルーバイパス化+LED増設
高校生の頃、お金もそんなになくて、でもエフェクターがほしい!ワウペダルほしい!という時期。正月のバーゲンセールにて、中古4000円という破格で購入したこのワウペダル。
この頃はトゥルーバイパス信者だったため、即トゥルーバイパス化を決行。「BOSSは繋ぐだけで劣化する」という言葉を真に受けていました。
クライベイビーって、ON ・OFFの表示がないんです。使いづらいので、LEDを後から増設。
ワウの効き具合も抵抗値変えて触った覚えがあるけど、何をしたのかは思い出せない。
BOSS FV-50L ボリュームペダル バッファー内蔵化
この改造の動機はなんだっけ。バッファーとボリュームペダルが一緒だったら便利? ってところか。
改造箇所は
- バッファー内蔵
- バッファーON・OFFスイッチ+ブルーLED追加
- ミニマムボリューム撤去
まー配線の汚いこと。
アウトが2つあって、1つはボリュームが効かないようにして、チューナーアウトとして使うつもりでした。
ミニマムボリュームが付いていたところに、バッファーのスイッチとLEDを取り付け。
バッファーをONにすると、LEDが青く光ります。
本体に穴あけなどの加工は一切せずに、中身だけ換装しました。なんか気に入らなかったので、今は完全に元に戻しています。
ARION TUBULATOR クリッピング部の改造
待ってましたと言わんばかりの超有名オーバードライブ!!
アリオンのチューブレイターです。チューブは英語でTUBEのはずなのに、これはTUBU。
ツブレター(潰れたー)で有名なこの格安エフェクターにも、潰れない程度に手を加えています。
改造箇所はこんな感じ
- クリッピングを「LED」or「ツェナーダイオード」切り替え
- クリッピングの「対称」or 「非対称」切り替え
- LEDをブルーに変更
- 電源部の不具合解消
クリッピングとか非対称とか、意味がわからない方はググってみてください。
この改造は、クリッピング部の違いで、音がどう変化するか体感したくて行いました。スイッチ1つでクリッピングの種類を変えられるのはとても楽しい。音が全然違いますよ。
電源部の不具合は、DCアダプターを接続すると、内部の抵抗のせいで回路に与えられる電圧が下げられ、100%のパワーが出せない回路になっているので、その部分を解消しています。
分かりにくいですが、LEVELとTONEの間にあるスイッチが、「LED」or「ツェナーダイオード」の切り替え。
緑色の基盤の左右にある、赤い縦長のディップスイッチが「対称」or 「非対称」の切り替え。右がLED用、左がツェナー用です。
クリッピングをLEDにしているときは、ギターの入力に合わせてLEDが光ります。
対称モードではLEDが2つ点灯、非対称モードではLEDが3つ点灯していることがわかると思います。しっかり切り替えスイッチが効いていることが見た目で分かります(笑)
クリッピングの違いによる音の変化は、LEDとツェナーでは、LEDの方が荒々しい音がして、ツェナーはおとなしめ。
対称と非対称では、対称は音が小さく、まとまりの良い音がします。非対称は単純にゲインが増えて、ピッキングに敏感な感じがしました。
さいごに
改造したエフェクターを紹介してみたら、結構な数があったことに驚き。無駄なことしてるなーとは思うけど全ていい思い出です。
改造の方法など、詳しく聞きたいという方がいれば、ツイッターなどで絡んで頂けたら、覚えている限り対応します(笑)