GE200のファームウェア「V2.0.0」がリリースされた。
とうとう「V1.○.○」から「V2.○.○」の大きな変化だから期待は大きい。
今回はどのような点が変更になったのか、アップデートの注意点などを紹介する。
「V2.0.0」アップデートの内容
アップデートの内容は英語で書かれている。
http://www.mooeraudio.com/companyfile/GE200-Downloads-138.html
これをグーグル翻訳してみるとこのようになる。
[st-mybox title=”V2.0.0の内容” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
1.ディレイ&リバーブ効果の音質を改善しました。
2.ディレイ&リバーブ効果のための "Trail On"機能。
3.真新しいモノピッチシフト効果。
4.バックアップ機能。ワンクリックですべてのあなたのプリセットをインポート/エクスポートする
5. PRE / POSTルーパーモードでループ位置を変更可能。
6. 430Hz〜450Hzのチューニング範囲を改善しました。
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このままではよくわからないので、ざっくり説明してみよう。
ディレイ・リバーブの音質改善+「Trail On」機能追加
ディレイ・リバーブの音質改善だが、これはそのままの意味だと思う。
モジュレーションのレベルが上がると、サウンドの質はかなり向上するだろう。
「Trail On」機能の追加とは、パッチを切り替えた際、ディレイなどの残響音を途切れないようにする機能のこと。
「Trail On」状態では、パッチを切り替えても残響音がそのまま残るため、不自然に音が切れることがなくなる。
注意していただきたいことは、曲調が静かになる場面などで、ハードサウンドからクリーンに切り替えたときは、残響音が目立ちやすくなり、逆に不自然になることがある。
演奏する曲によって、「Trai On」は使い分けた方がいいだろう。
「モノピッチシフト」追加
これはいわゆる「ピッチシフター」の追加だ。
ピッチシフターとは、ギターの音程を自由自在に上げ下げするものである。
ギターを半音下げにして、原音を0にすれば、擬似的に半音下げチューニングにすることも可能。
ピッチシフターが追加されたことで、非常に助かる人もいるはず!
ループ機能の変更
エフェクトの先頭(Pre)か後ろ(Post)どちらにループを配置するか変更できるようになった。
先頭にループを配置すれば、エフェクトの切り替えにより、ルーパーの音まで変化してしまう。
一方、後ろにループを配置すれば、ループされるサウンドはエフェクトの切り替えとは関係なく、録音したときのサウンドがループされることとなる。
GE200をアップデートする方法
GE200をアップデートする手順は、以下の記事で確認できる。
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アップデートは簡単だが、パッチが消える恐れがあるので注意してほしい。
アップデートするときは、あらかじめパッチをパソコンにエクスポートしておいた方が安全である。
さいごに
低価格帯のマルチエフェクターの中では、GE200がサウンド面に関して頭一つ飛び抜けていると思う。
そして、FWがどんどんリリースされていて、機能向上もしているから、GE200の無双状態はまだ続きそうだなあ。
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