GE250は単体でも操作性はそこそこ高い。
フットペダルが足りない・エクスプレッション(EXP)ペダルがもうひとつ欲しいという方はあまりいないだろうけど、ごく少数に物足りないと感じる方がいるかもしれない。
そんなマニアックな方におすすめしたい、GE250に使える安価で使い勝手の良いMIDIコントローラとEXPペダルを紹介したい。
この記事では、GE250に使える「MeloAudio MIDI Commander」「MeloAudio EXP-001」の2機種を紹介する。
MeloAudio MIDI Commanderでフットスイッチ拡張
安いわりにKemperやHelixなど、どんなマルチでも大体は対応しているのが「MeloAudio Commander」である。
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汎用性が高いCommanderはGE250にも使うことができた。
GE250で操作できる範囲は、今回確認しただけでパッチ切り替え、チューナー、各エフェクトのオンオフと幅広い。
フットスイッチにチューナーを設定すると便利
個人的に使いやすいと思うセッティングは、8スイッチのうち1つだけをチューナーの切り替えにするというもの。
今回の場合は、4番スイッチにチューナーを割り当てている。
GE250のMIDIマッピング一覧
GE250のMIDI対応表は本体の設定から確認することができる。
他社マルチは説明書を出さないと確認できないところだから、本体からMIDI対応表を見れる点はめちゃくちゃ便利。
GE250のパッチ切り替え(プログラムチェンジ)は、かなり柔軟な対応ができる。
〇〇のPCナンバーが送られると、〇〇のパッチに切り替えるというような設定が可能だ。
使えない機能がいくつかあった
個別のエフェクトオンオフとかは動作するんだけど、CTLのオンオフやMIDI経由のEXPペダルがGE250では動作してくれなかった。
これは相性の問題?
まだしっかり調べていないからなんとも言えないけど、不具合だったらファームウェアのアップデートで直る可能性もあるし、様子見かな。
MeloAidio EXP-001でエクスプレッションペダル拡張
GE250にはEXPペダルを1台増設することができる。
増設することで、GE250のペダルはワウペダル、拡張したEXPペダルはボリュームペダルというような使い分けが可能になる。
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今回、MeloAudioのEXP-001を接続してみたところ、全く問題なく動作することを確認した。
ここで注意してもらいたいのはEXP-001とGE250は、ステレオのケーブルで接続しないと正常に動作しない点だ。
モノラルのケーブルでは使えない!
キャリブレーションで確実な動作を保証
新たにEXPペダルを接続したときは、キャリブレーションをしないとおそらく正常に動作しないだろう。
EXPペダルが0〜100まで行ききらないという不具合があったとき、GE250でペダルのキャリブレーションをすると解消できる。
キャリブレーションの方法は取扱説明書を参考にしてもらいたい。
さいごに
GE250は一応MIDIに対応しているけど、不具合かどうかわからないが、なかなか思うように動作をしてくれないところがあった。
このような部分はこれからファームウェアのアップデートなどで改善されることを期待したい。
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