今回はLine6 Helixシリーズに使えて、エフェクターボードやバッグにそのまま入る大きさのパワーアンプを2機種紹介する。
そもそも、どうしてパワーアンプが必要なのか。
スタジオやライブハウスのギターアンプは、扱い方が良くないのか、真空管がへたっていることが多い。
真空管がへたると、キンキンしたりコシのないサウンドになることがある。
スタジオに行くたびに、真空管のヘタリ具合でサウンドが左右されるというのは、かなり困る。
これを回避するためにパワーアンプを導入しようというわけだ。
今回は下記の2機種に絞ってみた。
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- iSP STEALTH ULTRA-LITE
- Positive Grid BIAS MINI GUITAR
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超小型で安価「iSP STEALTH ULTRA-LITE」
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」はコンパクトエフェクター程度の大きさ
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」は常識を覆すほど、めちゃくちゃ小さい。
マーシャルに乗っている右側の黒い箱が「iSP STEALTHE ULTRA-LITE」だ。
左側のFryette PS-1と比べても、大きさの違いは一目瞭然である。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」最大の欠点は、電源アダプターが本体と同じくらいの大きさということだ。
アダプターが大きいとしても、Helix LT用に使用しているMUSICWORKSのEBB3-Lのポケットに、本体とアダプターを入れることが可能である。
ギターケースでも大きめのポケットなら入るだろう。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」はすごく素直なサウンド
Helixで作った音をそのまま増幅させてくれる、そんなイメージのサウンドが「iSP STEALTHE ULTRA-LITE」の特徴だ。
若干ハイが弱くなる印象があるが、そこはiSP STEALTHに付いているイコライザーで十分カバーできる。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」は最大90W ドラムに負けない音量
これだけ小型でも、ドラムに負けないくらい大きな音が出すことができる。
ワット数では、4Ωで最大90W、8Ω最大60W、16Ω最大31Wとなっている。
「iSP STEALTH ULTRA-LITE」は3万円ちょっとで購入できて、性能も申し分ない。
とりあえずパワーアンプを導入したい!という方は、「iSP STEALTH ULTRA-LITE」が非常におすすめである。
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ヘッドアンプをパワーアンプとして使う「BIAS MINI GUITAR」
次におすすめしたいのは「BIAS MINI GUITAR」
これは小型パワーアンプ・・・というより小型ヘッドアンプなんだけどね。
「BIAS MINI GUITAR」はヘッドアンプとして使えるが、「プリアンプのシミュレーションをオフにして、パワーアンプとして使う」という、PositiveGridには申し訳ない使い方をする。
「BIAS MINI GUITAR」をパワーアンプとして使う利点
この方法の利点は、パワーアンプ部のシミュレーションを自分でセッティングできるという点だ。
真空管やソリッドステートのパワーアンプをシミュレートしてくれるので、音作りの幅がすごく広がる。
「BIAS MINI GUITAR」の設定方法
「BIAS MINI GUITAR」をパワーアンプとして使う設定方法は、過去に記事にしているので、そちらを参考にしてもらいたい。
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「BIAS MINI GUITAR」は最大300W
「BIAS MINI GUITAR」はなんと4Ωで最大300W!
16Ωでは大体75W程度かな?
バンド練習では十分すぎるのほどの音量である。
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「iSP STEALTH ULTRA-LITE」「BIAS MINI GUITAR」は真空管非搭載
「iSP STEALTHE ULTRA-LITE」「BIAS MINI GUITAR」は真空管を搭載していない、いわゆるデジタルアンプだ。
デジタルの利点は、ノイズの影響を受けにくいこと、真空管のように劣化しない、軽量という点が挙げられる。
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さいごに
最近は小型パワーアンプが増えている。
そのおかげで、電車運搬でもパワーアンプが持参できるようになったのがありがたい。
いつでも自分の音が出せるようになるので、パワーアンプはぜひ持っておきたい機材の1つと言えるだろう。
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