Line6 Helix・HX Stompをいざスタジオで使おうとすると、アンプにどう接続すればいいのか迷うことがあると思う。
今回は、Line6 HelixやHX Stompをスタジオで使うときのセッティングのコツをいくつか紹介する。
お手軽なのはマーシャルアンプのリターン挿し
スタジオで使うときに、一番お手軽なセッティングは「マーシャルアンプのリターン挿し」だろう。
JCM2000などであれば、センドリターン端子がついている。
このリターン端子に、Helixのアウトを繋げるのである。
この接続のメリットは、マーシャルのプリアンプを通らず、パワーアンプにダイレクトに繋げられることだ。
リターン挿しした場合、ボリュームはHelixのマスターで操作することになる。
リターン端子に接続する際は、Helixのボリュームが0になっていることを必ず確認しよう。
マーシャルへの接続方法、おすすめのセッティングなどは下記記事を参考にしてもらいたい。
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いつでも自分の音を出すには
いつでも安定して自分の音を出すには、パワーアンプの導入は必須である。
マーシャルのリターン挿しでは、もしマーシャルの真空管がへたっていると、音作りを綿密にしていたとしても、満足いく音にならない場合が多い。
そのため、マーシャルのヘッドアンプを頼らずに、パワーアンプを導入しよう。ということだ。
パワーアンプの導入
パワーアンプというと、大きくて電車運搬なんてとんでもない…というイメージがある。
しかし最近では、小型のパワーアンプが増えているのだ。
小型なので、電車運搬も可能である。
実際に僕は、パワーアンプをバッグに入れて運搬している。
スタジオにあるマーシャルアンプのキャビネットだけを使用して、持参のパワーアンプ+Helixを使えば、キャビネットの個体差はあるものの、だいたい同じ音を出すことができるだろう。
パワーアンプに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてもらいたい。
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Roland JC120で良い音を出すには
HelixやHX Stompの強みは、アンプシミュレータであるのは言うまでもない。
だがこのアンプシミュレータは、jC120と相性が最悪である。
とくにロックなどの歪み系は使い物にならない。
反面、JC120はコンパクトエフェクターの歪みとの相性が良い。
JC120を使わざるを得ない場合、アンプシミュレータは封印して、コンパクトの歪みなどでドライブを調整することをおすすめする。
クリーンはJC120の得意分野だから、アンプ直のサウンドをベースに音作りすれば問題ない。
JC120で使えるおすすめのセッティングは下記記事を参考にしてもらいたい。
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さいごに
Line6 HelixやHX Stompは、ハイエンドマルチながら、割と安く入手できるので、導入の敷居が高くない。
これはとてもありがたいことだ。
だがそのデメリットとして、使える機能が多いため、スタジオでセッティングに手間取ることが増えることがある。
セッティングに時間がかかってしまい、練習する時間が減ってしまった…なんてことはできるだけ避けたい。
今後、セッティングに迷わないよう、この記事を参考にして事前に対策してもらいたいと思う。
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