エクスプレッションペダルが欲しいのに、どれも2万円とか3万円近くするんだけど。。。高すぎじゃない?
そう思った私はワウペダルを改造してエクスプレッションペダル(EXPペダル)を自作しようと決意した。
エクスプレッションペダルの中身はスカスカ
この写真を見てもらえればわかる通り、EXPペダルの中身ってかなりスカスカ。
ワウペダルの方が安いのに回路がたくさん入っている、ということは誰が見ても分かるだろう。
EXPペダルはこんなにパーツ量が少ないのに、ワウペダルより高いことがほんと許せない。
エクスプレッションペダルの作成
回路について
EXPペダルの回路は、ステレオジャックが必要な回路かそうでないかの2パターンがある。一般的なのはステレオ回路だ。
メーカーごとにざっくり言うとあくまで一例だが、Line6はモノラルジャック、BOSSやKemperなどはステレオジャックが必要。
どちらか分からなければ、とりあえずステレオを作っておけばOK。ステレオ回路でもモノラルのLine6は問題なく動作するはずだ。
そしてもう一点、ペダルを踏み込んだときに押されるスイッチ(フットスイッチ)の種類も重要だ。フットスイッチの種類はモーメンタリとラッチの2種類を使い分ける。
これもメーカーごとで言うと、Line6はラッチ、BOSSやKemperなどはモーメンタリを使用する。
一般的なエクスプレッションペダルには、フットスイッチは付属していない。フットスイッチはギター用EXPペダルの独特な仕様と言える。
必要な部品
必要な部品はたったこれだけ。
一応リストにしてみるとこんな感じ。
EXPペダルに必要なパーツ
- ステレオジャック×1
- モノラルジャック×1
- ワウ・VOLペダル用10KΩB POT×1
- フットスイッチ(モーメンタリorラッチ)×1
この中で特殊なパーツが10KΩB POTとフットスイッチだ。
10KΩB POTはGarrettaudioさんで購入することができた。
フットスイッチはAmazonで普通に購入できる。
パーツ代は全て新品で買ったとしても5000円いかないだろう。
ワウペダルは適当にジャンク品を入手できれば、総額1万円以内でワウペダルを作ることが可能だ。
組み立て
作成の詳しい手順はこちらの動画を参考にしてもらいたい。
最後に
詳しい作り方や調整方法は動画を見てもらえれば分かると思うが、使用する機種によるキャリブレーションの方法は各々で調べてもらいたい。
また、自作したが動かないなどのフォローはできないので、回路の仕様など、ここに書かれていることを鵜呑みにせず自分で調べられる自信がある方のみ、EXPペダル作りを試してもらいたい。