GE250でトーンキャプチャーするときのコツは?使いこなせれば最強の機能【MOOER】

トーンキャプチャー4

GE250の目玉機能の一つ「トーンキャプチャー」だが、ちょっと扱い方が難しい機能だということがわかった。

どう難しいのかというと、キャプチャーする前段階で、GE250で作った音をキャプチャーしたい音に寄せる必要があるという点だ。

つまり音作りに慣れていないとキツイ!

 

トーンキャプチャーについては、このようなツイートもしたので参考にしてもらいたい。


この記事ではGE250のトーンキャプチャーについて書いていく。

 

目次

GE250でトーンキャプチャーをする方法

カンタンにGE250でトーンキャプチャーをする方法を書いていく。

この記事で出てくる「ソース」「ターゲット」という言葉は、「GE250の音」「キャプチャーしたい音」という意味で使用している。

 

まずはトーンキャプチャーを開こう。

トーンキャプチャーはGE250のシステムからアクセスできる。

トーンキャプチャー1

 

GE250をターゲットのアンプに接続

GE250とHelix接続

今回はHX Stompをキャプチャーするので、GE250とHX Stompの接続状態が上の写真だ。

 

GE250のギターインにギターを接続。

そしてセンドリターンにターゲットとなるギターアンプやアンシミュを接続する。

 

アンプの場合は、アンプのインにGE250のセンド、アンプのセンドにGE250のリターンを接続する。

 

キャプチャーする環境はアンプを鳴らせるか

トーンキャプチャー2

キャプチャーするときにサウンドの出口を実アンプにするかGE250のライン出力にするかで、最初の設定が変わる。

GE250のライン出力で行う場合、「Internal Cab」に設定。

GE250のキャビネットシミュレータがオンとなる。

 

実アンプに出力したい場合。「External Cab」に設定。

これでGE250のキャビネットシミュレータはオフとなるので、GE250のアウトを実アンプのリターン端子に接続する。

 

設定が終わりNEXTを押すと、実際にターゲットの音源が鳴るかサウンドチェックする画面となる。

サウンドが慣ればNEXTを押す。

サウンドチェック

 

GE250のアンプモデルを選択

トーンキャプチャー3

ここではソースとなるサウンドを作る画面である。

ここで音作りをターゲットの音にどれだけ近づけられるかで、キャプチャー後のサウンドクオリティがかなり変わってくる。

 

ターゲットの音に近づけられるよう音作りを頑張ろう。

 

ターゲットのサウンドをキャプチャーする

トーンキャプチャー4

トーンキャプチャー中

最後はターゲットのサウンドを実際にキャプチャーする画面となる。

Cスイッチを押すとキャプチャーが始まる。

キャプチャー中はコードだったり単音弾きなどいろいろ織り交ぜると、よりよい結果になりやすいそうだ。

 

キャプチャーが終わると、ソース・ターゲット・キャプチャーのサウンドがABCスイッチそれぞれに割り振られ、サウンドを聴き比べることができる。

 

ターゲットの音により近づけるためのコツ

GE250

ターゲットの音に近づけるために一番大切なことは、キャプチャーする前の段階で、ソースとターゲットのサウンドをできるだけ近づけるという点だ。

 

キャプチャーの処理がどうされているのかは知らないけど、ターゲットとソースのサウンドの違いをイコライジングで埋めているんだろうなと勝手に思っている。

だから、そもそもターゲットとソースのサウンドがかなり違っていたら、トーンキャプチャーでその差を埋めることは難しい。

 

ターゲットに近づけるためのコツは「ソースとターゲットのサウンドをできるだけ近づける」ことである!

 

キャプチャーの不具合?←解決

トーンキャプチャーをしたサウンドが、変にコンプがかかったような音であったり、グリスなどのノイズ系の音量がかなり上がったりすることがあった。

この症状は不具合かどうかはわからないが、明らかにおかしな音がするので困っている。

 

とりあえず、激歪のサウンドをキャプチャーしなければあまり症状が出ないことがわかったが、今後ファームアップなどで対応してもらえるととても嬉しい。

 

○追記

新しいFWがリリースされていて、これをインストールすればあっさり解決しました

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GE250はそもそもアンプモデリングが優れている

GE250

GE250はアンプモデリングの音がかなり優れていると感じている。

ピッキングのニュアンスやギターの特性はしっかり出るし、ボリュームの追従もするし、元のアンプモデルに近い音かどうかは置いといて、良い音はカンタンに出せる。

 

だから、トーンキャプチャーは無理に使わなくてもいいんじゃないの、と思う。

GE250の操作性は小型マルチの中では群を抜いているし、単体でもハイエンドマルチと戦えるはずだ!

 

トーンキャプチャーまとめ

Kemperのようにゼロからサウンドをキャプチャーするのではなく、元の音からキャプチャーしたい音に寄せていくという発想はすごく良いなと思った。

もう少し精度が上がればGE250はもっと活躍の場を増やせるはずだ。

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