以前に出した「B'zサウンドをHelixで作る」記事で、パッチがほしいという方がいたので、それからパッチ配布するようになった。
その中で、配布したパッチをスタジオで使うといい音が出なかった、というコメントを頂いた。
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松本孝弘サウンドにLine6 Helixで挑戦してみた【B’zサウンドの研究1】
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しかし、このときに作ったパッチはライン録音する前提のものだから、スタジオで使ったとき、どんな音が出るかは正直想像がつかない。
もしスタジオで使うならこのパッチは参考にならないから、音を0から作る必要があると僕は思う。
今回、スタジオで遊ぶ機会があったので、Marshall JCM2000+Line6 HX StompでB'zっぽいサウンド作りに挑戦してみた。
こんなサウンドになりました
全然仕込まずにスタジオに飛び込んだから、演奏には目をつむって!
サウンドはそれっぽくなった気がする…どうなんだろう…
個人的にはこのクオリティが出せればOKかなと思っている。
ギターは毎度のGibson Lespoul Standard
セッティングは、HX StompのアウトをJCM2000のリターン挿し。
録音はTASCAM DR-07Xで録っている。
TASCAM DR-07Xのレビューはこちら
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Marshall JCM2000を選んだ理由
まずHX Stompをスタジオでどのように接続して使うかという問題。
一番の問題点だと思う。
ここはどこのスタジオでもだいたい置いているであろう「Marshall JCM2000」を使用することにした。
ライン出しでスタジオ練習するのは、個人的になしかな。
アンプがあるんだからアンプを使おうよ!笑
HX StompのアウトをJCM2000のリターン端子に接続
HX StompはJCM2000のリターン端子に接続する。
こうすることで、HX Stompのアンプシミュレータが活かせられる。
ただし、リターン挿しすることによる注意点もある。
これを守らないと最悪ギターアンプを壊すことになる。
リターン挿しの注意点
- HX Stompをアンプにつなぐときは、HX Stompのマスターボリュームが0になっていることを必ず確認すること
- ボリュームはHX Stomp側で操作する必要あり
- アンプのつまみは効かなくなる
HX Stompのセッティング
プリアンプは「PV Panama」を使用。
これはPeavy 5150のモデリングである。
プリアンプだけでは歪みが足りないから、ブースターをかましている。
これだけ!
めちゃくちゃシンプルにしてみた。
ギターソロはワウとディレイをオン
このパッチはスナップショットを使っている。
- スナップショット1 - リード
- スナップショット2 - ギターソロ
ギターソロに切り替えたら、ワウとディレイがオンになるように設定。
これでパッチを切り替えることなく、音色を切り替えられることができる。
パッチが欲しい方はこちら
録音に使用したパッチが欲しい方は、こちらのnoteからダウンロード可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
https://note.com/rei_ytr/n/nbe1d16473052
さいごに
このセッティングなら、HX Stompをアンプにつなぐだけでおわり!
JCM2000さえあればいつでも同じサウンドが出せるし、HX Stompがすごいと言わざるを得ない。
B'zのコピーをしたい方はこのセッティングを参考にしてみてください。
そしてもっと良いセッティングがあれば教えてくださいー!