2018年10月、ほぼ同時期に「Line6」と「HeadRush」から新しいマルチエフェクターが発表されました。
- Line6-HX Stomp http://line6.jp/hx-stomp/
- HeadRush-Gigboard http://www.headrushfx.jp/Gigboard/
これが両者めちゃくちゃそっくり!(笑)
どちらを選べばいいか迷いますよね。
両者にはそれぞれ大きな特徴があります。仕様も若干違うので、そのあたりまとめてみました。
Line6-HX Stompの特徴
- 小さい!軽い!
- Line6 Helixと同じエフェクト類が使える
- スナップショットが使える
- エフェクター同時使用は6個まで
エフェクター同時使用6個というのがなかなか厳しいかもしれません。
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HeadRush-Gigboardの特徴
- タッチパネル式(エフェクターではHeadRushにしかない機能)
- HeadRush PedalBoardと同じエフェクト類が使える
- 実アンプのチャンネル切替機能あり
HeadRushの特徴は何と言っても、タッチパネル式を業界で初めて採用したことでしょう。
タッチパネルになったことで、感覚的に使えるのがとても便利。
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2機種大きな違い
両者の違いをみていきます。
Line6-HX Stomp | HeadRush-Gigboard | |
---|---|---|
サイズ | 64(H) × 122(D) × 170(W)mm | 67.2(H)×225.6(D)×329.2(W)mm |
重量 | 820g | 3.24kg |
値段 | 約80,000円 | 約70,000円 |
サイズ重量はHX Stompの圧勝。
HX Stompめちゃくちゃ小さいですね。スマホ3台分くらいの大きさです。
値段は1万円ほどHX Stompが高い。Line6強気だぜ!
共通点
両者には共通点が多いのがおもしろい。最近の需要に合わせたらこうなったのでしょう。
センドリターンあり
センドリターンがあることで、いわゆる4ケーブルメソッドが実現可能。
Gigboardにはアンプのチャンネル機能切替あり、アンプとの相性を考えるとGigboardが良い。
エクスプレッションペダル対応
両者ともペダルを踏み込んで切り替えるトースイッチにも対応。
トースイッチ対応のエクスプレッションペダルを使えば、踏み込んでボリュームからワウに切り替えなんかができるようになる。
HX-Stompでは、エクスプレッションペダル2台使えます。
ペダル2台使うときは、トースイッチは使えなくなるので注意。
IRに対応
両者とも他社のIRが使用可能です。
IRに対応することは、今や必須の機能ですね。
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結局どっちがいいの?
機能面はほぼ互角。
選ぶ決め手は「サイズ感」「音質」「形の好み」の3点で選ぶと良いです。
スタジオ練習は荷物を減らしたい!でも音質面で妥協したくない!
そんなときにこの2機種はかなり有力なエフェクターとなること間違いなし。
唯一の悪い点は、どっちを選んでもペダルがないこと、フットスイッチの少なさには必ず不満が出るはず。
MIDIフットスイッチを導入すれば解決することだけど、せっかくの利点である「小型」が台無しになってしまう。
その点は先に理解しておいた方が良いです。
さいごに
ヘッドラッシュの発表後、後を追うようにstompの発表…ライバル意識バチバチなんだろうなと思った(笑)
両者ともかなり思い切ったものを出してきているし、どっち買うかめちゃくちゃ迷うなあ…
みなさんはどっちを選びますか?
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