ギタリスト目線でDTMに必要なプラグインといえば、ノイズ除去、トラックの音量調整といったところ。
この記事では、Wavesのプラグインの中で、ギタリストに使えそうなものをピックアップして紹介していく。
[st_af id=”1532″]
CLA Vocals
CLA VocalsはChris Lord Alge氏という海外で有名なミキシングエンジニアの頭文字がついたプラグインである。
Chris Lord Alge氏の技術が詰まったこのプラグインは、トラックに挿しただけで音に厚みや広がりをもたすことができる。
ボーカル用と書いているがボーカルだけでなく、ギターなどの他の楽器にも使用できるので、多様性バツグンだ。
ギターのソロパートで音を目立たせたいときにCLA Vocalsを使うと良い。 リバーブ・ディレイもついていて、とにかく使い勝手の良いプラグインである。
Vocal Rider
Vocal Riderはトラックのレベルをリアルタイムに調整してくれるプラグインである。
例えばギタートラックでも指弾き、ピック弾きが混在しているとき、指弾きではボリュームを上げて、ピック弾きではボリュームを下げるとう手動調整が必要となる。
これがVocal Riderを使えば全自動で音量調整してくれるという、とても便利なプラグインだ。 名前がVocal Riderだからギターに使えるの?と思うかもしれないが、ボーカルとギターはとても似た周波数帯にある楽器なので、特に問題なく使える。
ベース用の「Bass Rider」もあり
ベース用に特化したBass Riderも存在する。
ギター同様に指弾き、スラップ、ピック弾きで音量のばらつきが多いベースの音量を、自動で整えてくれる便利プラグインだ。
Z-Noise
マイク録りや、ギターのピックアップからのライン出力には、ある程度ノイズが乗っている。
Z-Noieは、そのノイズをきれいに除去できる強力なプラグインである。
ノイズの取り方はとてもカンタン。
最初にノイズだけが鳴っている部分を再生し、Z-Noiseでノイズの解析を行う。
あとは音源を再生しながらノイズ除去をどの程度利かすか調整するだけである。 使い方はカンタンだが驚くほどきれいにノイズがとれるので、Z-Noiseはマイク録音の強い味方となるだろう。
Center
Centerは中心と左右の音を分割して音量調整できるようになるプラグインだ。
トラックにステレオ感をもたせたいときなどに使うと便利。
少し邪道な使い方だが、既存の曲からボーカルを抜きたいとき、Centerで中心を削れば手軽にボーカルオフのトラックが作成できてしまう。
Wavesのプラグインはバンドルがおすすめ
Wavesのプラグインはプロ仕様の高品質なものばかり。
だけど単体でプラグインを購入していたらかなり高くつくのがデメリットだ。
そこで私がおすすめするのは、色々なプラグインがセットになっている「バンドル」
特におすすめしたいのは「Diamondバンドル」である。
[st-mybox title=”「Diamondバンドル」の特徴” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
「Diamondバンドル」は基本的なプラグインを網羅しつつ、ノイズ除去系のプラグインが豊富なのが特徴。
ギターなどの生楽器をレコーディングするのに特化したバンドルだと言える。
[/st-mybox]
ちなみにこの記事で紹介した「Center」「Z-Noise」は、「Diamondバンドル」にセットされている。
さいごに
Wavesをもし導入しようと考えていたら、セール情報をよく調べておいた方がいいだろう。
特に11月に行われるブラックフライデーなどが一番安くなるはずだから、そのような時期を狙うことをおすすめする。
[st_af id=”1532″]